エストレヤの風対策としてバイザーを取り付ける

高速道路はあまり利用しないので風対策をしていなかったのだけど、首都圏ツーリングプランが始まってETCも付けたことだし、風防を導入することに決めました。

むかし、一度風防を付けたいと思ったことがあるのだけど、その時はまだバイクに乗り始めたばかりで風の影響がどうのというより、人のを見てなんとなく付けてみたい的な考えだったのだけど、わんこがあまりお勧めではないというので、あっさりやめました。

今まで、何度も高速を利用しているわけだけど、自分の体感として、80キロくらいでの走行ならば、風によるストレスは気にならないものの、100キロに近づいてくると辛いです。車線変更などの一時的な加速は問題ないにしても、常時100キロで走るのは酷しいです。

今後高速道路の最高速度が120キロになるならば、流れに乗れるくらいの対策をしたいと思うのであります。

風防を購入するにあたり、いくつかの商品を見ましたが、3ミリの日本製のポリカーボネート使用ということで、デイトナのブラストバリアーを選びました。価格の安いものは素材がアクリルだったので、強度や耐久性も値段なりと考えました。

さらにデイトナは、バイクの車種ごとに専用ステイ(別売り)が用意されているので、ボルトオンで取り付け可能で、ステーの加工が必要かもしれない汎用品で手に負えなくなる心配もなさそうです。

実際は、つまらないところでつまずきましたが、なんとか自力で取り付けができました。

デイトナの車種別専用ステーとブラストバリアーはそれぞれ別売りです。取付用ステーは、デイトナのエアロバイザー(メーターバイザー)やブラストバリアーXにも利用可です。私はシンプルなブラストバリアーのクリアスクリーンを選びました。スクリーンのカラーは4色あります。

こちらがステーと取り付け用の子部品です。シールドの裏側に付けるクッショラバーの粘着テープが変質していたため、張り替えてすでにバイザーに取り付けたので下の写真にはありません。取り付用のステーは車種によって若干違いがあり、同車種でも年式によってはNGもあるので、メーカーサイトの対応表で確認するのがよいでしょう。

先人の英知を参考に先にバイザーにバイザーステーを取り付けました。先述の通り、クッションラバーの片側の粘着テープがぐちゃぐちゃでしたが、自前の両面テープで代用しました。ステーにもたくさんの傷があり、品質管理ができてないようです。

左右を確認して手順説明書の順番で組んでいくとこんな感じです。

表側から見るとこんな感じです。クッションラバーは粘着テープでバイザーに貼り付けるので、先にスクリューネジを通しておくとズレにくいと思います。

注意したことは、解説書にもくどく書かれていますが、皿キャップスクリューの締め付けに関してです。裏側のUナットを10ミリのレンチで押さえつつ、六角棒レンチの長い方をスクリューのネジ穴に入れ、短い方を回してバイザーステーに仮止めしました。バイザーが傷つかないようにラップを巻いて養生しています。

バイザーの準備が終わったら、ヘッドライトのレンズを外し、左右の取り付けボルトを外します。手順解説には、ヘッドライトの内側のラバーパーツを取り外し、内側と外側を入れ替えて組み直して取り付けるようにとの指示があります。図解しているのですが、とてもわかりにくいです。

上の写真がヘッドライトリムを外したデフォルトのボルトの状態です。下が、指示通りクッションラバーを入れ替えて組み直したものです。

初めはナットを貫通していたボルトがラバーを入れ替えたことで、ナットの途中までしかきていません。少々不安ですね。

次に、ウインカーの取り付けナットを緩めストッパーステーをナットに挟み込んで共締めします。この段階では、まだしっかり締めません。

ストッパーステーの奥の小さい穴にバイザーステーの爪を入れます。これである程度の角度調節ができるようです。バイザーステー、ストッパーステーにボルトを通して共締めします。

前から見てヘッドライトカバーの上のカーブラインとバイザーのラインに歪みがないか確認し、歪みがあれば、スペースが均等になるように調整します。

ウインカーと共締めしたストッパーステーをしっかり締めます。ヘッドライトの内側のナットを押さえて、バイザーステーもしっかりと締めます。

スクリーンの皿キャップスクリューを再度長い方で閉まるとこまで締め、短い方に替えて1/3から1/2ほど回します。締め過ぎ注意です。自転車用のトルクレンチがあれば利用すると良いかもですが、持っていないので自分の感覚でやりました。まず長い方で締まるところまで締めてから、トルクのかけやすい短い方に替えて1/2ほど締めました。

全体的にしっかりとネジが締まったのを確認して、ヘッドライトを元に戻して終了です。養生したままですが、ライダー側からはこんな感じです。

前から見てもコンパクトで違和感はありません。色はクリアとスモークで少し迷ったのですが、自分のエストレヤにはクリアが似合いそうなのでクリアに決めました。

メーターとバイザーの干渉防止用のスポンジをメータに貼るように書かれていましたが、干渉しそうにないので付けませんでした。様子を見て必要ならば追加します。

100キロ程度走ったら、各所を点検し増し締めしなくてはなりません。その後も500キロごとに点検しろと謳っています。何事も点検は大事ですね。

装着後、近所をテスト走行してみました。高速でなくても、効果は実感できました。風は今までは胸で受け止めていましたが、胸には当たらなず、首のあたりに風が来ます。簡易な服装だったため、首周りが少し気になりましたが、自分は通常ライディングジャケットを着るし、首周りもマフラーなどで保護しているので問題ありません。

風防効果だけではなく、外観も気に入っています。高速道路を走ってさらに効果を実感できるとよいと思います。

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