少し前になるけど、往復200キロの下道ツーリングに行ってきた。目的地は栃木県出流山万願寺近く。車では何度も行ったところだけど、バイクで行くのは初めてです。(ここまで書いて5年も放置していたので改めて道程をGoogleMapで確認しながら、一人でも行けるように覚書としても役立てるつもりで書き加えました)。
初心者である(当時)自分の力量を考えるといきなり200キロ(しかも下道)なんて無謀としか思えないけど、わんちゃんが大丈夫だよというので、ついその気になってしまいました。なぜならば、信号がいっぱいあって、道が混んでいるのは首都圏だけで、首都圏を抜け出せばなんてことないってことです。
もともと、ひといちばい心配性だし、車はいつもナビ任せで経路もまったく把握してないけど、わんちゃんの後について行くだけだから道の心配はしなくてもいいわけで、なんとかなるさ。
遅めのお昼をいづるやでという予定で、途中多めに休憩してもいいように朝は9時半に出発。R122からR298に入って草加までは楽ちん。分岐を春日部・越谷方面へ、新善町交差点を左折して4号線に入ってひたすら走る。平日なので越谷春日部バイパスは大型車が多く、路肩通行を恐がっていると、わんこは悲しそうだったけど、仕方ないよ。
次の分岐は宇都宮・小山方面へ。東武野田線の上を通過し、16号を越えて少し行くと右手が最初の休憩場所道の駅庄和だ。16号との交差点は庄和IC(南)で3つ目の信号上柳を右折です。
道の駅庄和は初めての道の駅でした。農産物即売や売店を見て回りながらも、先のことを思って落ち着かない。わんこみたいにしっかりと休憩がとれないのです。たしかにオートバイから降りれば、安全の度合いは高まるし、ほっとするんだけど、先の道のりを考えると気持ちがせいてどうしようもない。結局最終目的地の自宅に帰り着くまでこの状態から脱せないのです。いまのところね(現在も)。
ひと通りチェックして出発です。同じく4号線の春日部古河バイパスを走ります。中川を渡って茨城県に突入。(当時はなかった圏央道を通過してすぐ)右側に道の駅ごかを見て通過。ここは入らない。利根川を渡りR354を横切ってひたすら4号線を走ります。しばらく行くと分岐です。右方向へ進んで古河小山バイパスに入ります。この辺から大型車が連なって進行を妨げられがちでした。私の問題なんだけど、路肩は草で覆われているし段差があるんですよ。よく見えないので恐怖です。ふつうのライダーならなんてことないんでしょうが、エイヤーで行って大事になるなら少しくらい遅れたっていいじゃないの精神。
宇都宮まで45キロという標識を見て、この時点では宇都宮なんからくらくだわと思ったのでした。分岐を左で足利・佐野方向面へ進み国道50号に入る。再度西仁連川を渡り本格的に栃木県に入る。足利・佐野方面に真っ直ぐ進む。コマツを過ぎたあたりからファミレスがたくさん並んでます。釣具屋が見えて、バイク王の先が第2休憩地点の南海部品小山店です。もっとも、初めからここで休憩と決めていたわけではなく、わんこの判断です。
平日なのでゆっくりです。相変わらずリラックスはできないけれどトイレなどすませいづるやに向けて出発。東北本線と東北新幹線に挟まれた空間を通過して4号線を超えて岩舟小山バイパスを進む。思い川(反乱しましたね)を渡りしばらくすると分岐の案内が。古河・栃木方面へ。くろがみ橋という高架を過ぎたところで左の側道へ。右折して県道153に入り栃木市方面。巴波川を渡って両毛線の高架をくぐり、31号を通過して室町交差点を斜め右に折れて県道11号に入る。デニーズの前を通過するのだけどこれが有名な日光例幣使街道だ。万町交番前を直進して3号線に変わるが、引き続き例幣使街道を進み新栃木駅入り口で左折して県道32号線に入る。
そのまま進み東北自動車道を越えると所々にいづるやの案内看板がある。以前案内通り行って難解だったからこれには目を止めず上永野・粟野方面に真っ直ぐ進むと途中で出流山202号の標識があるのでここを左折するのがわかりやすいです。あとは出流山まで道なりですが、平日は石灰工場からのトラックの往来が多いし、対向車には注意です。もう目的地は近いので無理にわんこについていかずに、自分の力量に応じたスピードでカーブを曲がっていきました。そして4キロほどで無事いづるやの駐車場に到着したのでした。時間はお昼をだいぶ過ぎてお客もまばら。それはいいけど往路に4時間以上かかっています。帰りが心配ですね。