122号バイパスを川口へ

とんかつの福よしでは食欲がないといいながらも完食しました。すでに帰路の心配をしています。来るときはトラブルもなく予定より時間はかかったものの、ご飯が食べられるレベルの元気は残っていました。まず来るときに寄れなかった道の駅はにゅうでくつろごうと福よしの駐車場を出発。

なにも考えずに来た道を戻ったので354号に出ようと思ったら右折禁止、左に出てUターンも出来そうにないので右右右で354号に出たはず。途中の羽生方面7号への誘導は無視、直進して小桑原交差点で122号に入り、道の駅はにゅうを目指します。

少し行ったところで対向車線の女性ライダーと、すれ違いざまに目があってなにげにお互い会釈をしておかしかったなぁ。

利根川を渡るとそこはもう埼玉県で、すぐ左側が道の駅はにゅう。多分はじめての道の駅で、少し心配。だが、入ってみると心配とはうらはらに駐車場は空いていて人も多くない。バイク駐輪場の表示を探していたら、カブが止まっているトイレの前のエリアをバイク置き場と勘違いして止めてしまったら、そこは車いすエリアだった。

さすがにここに止めるのは非常識なのでバイクを押して歩道へ移動した。日差しが強くて木陰を探すも見つからず、建物の中へ入ると農産物の即売所で、通路も狭くてゆっくりできる感じではない。また外に出て、自販機の飲み物を物色。水分補給しないとまずい状態だ。売店の前のベンチも強い日差しにさらされているのでバイクのほうに戻って縁石に座ってしばらく休憩するも落ち着かないなぁ。

見回すと2輪の人はいるのだけど、みんなそれぞれ端っこの方に止めて休んでいる。結局休憩15分くらいで出発することにした。このようすでは走っている方がましなので。

あとで調べたら道の駅はにゅうにはレストランもあるらしい。バイクに乗るならもう少し道の駅の情報をキャッチしておかないとだ。

しばらく走ると左足に違和感を感じ、まさか足がつるのかと不安になる。下道を自分ひとりで走る距離としては多分いままでで最長で、福よしまでが60キロ弱だから、すでに70キロは走っている。信号待ちで足のストレッチをしつつ、シフトアップやステップにのせたときに無理な角度にならないように気を使いながら走った。早めに休憩したほうがよさそうだ。

何度かコンビニを通過する。いまはコンビニはいくらでもあるから、なるべく駐車場が広くて出入りしやすいところを選ぶ。セブンイレブン蓮田122号バイパス店で休憩することに。このあたりが復路の中間地点だ。福よしを出発して32キロ、違和感を感じてから30分くらい走った。幸い足はつらなかったが、不安な状態は変わらない。

駐車場の隅で屈伸やストレッチをしつつ地図を確認して残りの距離と道の混み具合を調べたりするなど。ここのセブンイレブンはイートインスペースがあって、道の駅はにゅよりはだいぶくつろげる。パリパリのワッフルコーンのアイスを食べて元気が出た。

道は混んでこないのでこのまま順調に行けば、滞るのは16号を渡るところと浦和インターの合流くらいだろうから、暗くならないうちに帰り着くと楽観。足よつらないでください。

モラージュ菖蒲の横を通りつつ、羽生でいが饅頭を探すべきだったと思った。埼玉の和菓子というと十万石まんじゅうが有名だが、いが饅頭も隠れた銘菓で県北の羽生あたりに有名な和菓子屋がある。もしかすると道の駅にもあったのではないかな。

いま走っているこの近くにも17号寄りに千明だんごという和菓子屋があって、そこでもいが饅頭を売っている。以前行ったときは売り切れで買えなかったのだ。でも、きょうは体力的に無理なので寄らずに帰る。また機会があるだろうから。いが饅頭は買えなかったけれど、お団子は買いましたよ。

そんなことを思いつつ、案外早くバイパスを抜けて、16号を信号5回目ほどで渡って順調にというか無事に帰り着くことができた。本日の走行距離は123キロ。これはひとりで下道を走った最高記録です。とにかく怖がりで心配性な自分にしては上出来で、この気持を忘れないうちに次の冒険に繰り出そう。

いが饅頭とは饅頭を赤飯でくるんだもので、栗のいがのように見えることから、いが饅頭と名付けられたそうだ。調べたら郷土料理百選にも選ばれていた。

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