道の駅おおとねへのミニツーリングは、この前買ったタイチのパンツが暑い日にどうなるのかを見極めるためのミニツーでもあります。気温20度前後のときは快適だったのだけど、さすがに30度ともなると、プロテクターを固定している内側の生地が肌にまとわりつく。履くときにしっかり上に引っ張って、屈伸などしてプロテクターの部分をなじませておかないと違和感が出る。
最初は気になったものの、徐々に気にならなくなりました。問題なさそうです。プロテクターのお陰で自然に膝が内側に向かうのも良い点です。
道の駅おおとねで1時間ほど休憩したので、千明だんご大利根店を経由して出発地点へ戻ります。少し早めですが、いがまんじゅうが売り切れてしまうと大変なので出発します。
バイクを第2駐車場に移動して、第2駐車場の出口から出て、また緑の田んぼの中を走ります。といっても本当に田んぼの中を走るわけではなく(あたり前か)、あぜ道でもない、普通に舗装した道路です。途中でまた祠を発見。注意深く見なかったので何の祠なのかはわかりませんが、豊作を祈るためのものでしょう。農業信仰といえばお稲荷さんですかね。
千明と書いて(ちぎら)と読むそうです。ほんとかしら?道の駅おおとねから10分くらいで着きました。84号に出たとこで大きな看板を発見。となりにローソンもあるので駐車場の割り振りがわからないけど、お店の裏側に止めてみた。ここは大型も入れるし全面的に出入り口が道に面しているので入りやすいね。お休みしてる大型車の方たちもちらほら。
着いた時は待っている人がいましたが、いがまんじゅうは大、小1パックずつ残っていました。お団子もお願いして待っている間に付近を撮影。道路からお団子のブースを撮りました。お醤油のお団子は1本80円。注文してから焼いてくれます。東京のみたらし団子とも、狭山の焼きだんごとも違うまったくの別物で、これを食べずして埼玉のだんごは語れないと言っても過言ではないぞ。
千明だんごは埼玉県北部に現在9店舗ある(鴻巣本店、上武倉庫前店、菖蒲店、桶川店、黒浜店、北鴻巣店、大利根店、川島店、上尾本町店)。都内から一番近いのは、おそらく上尾本町店だと思います。店舗一覧の地図を作ってみましたので、文末に貼ります。
お団子はすぐ食べるつもりだったのでたくさん注文しなかったのだけど、暑さにやられてというよりも、うちに帰ってゆっくり食べたい気がしたので、こんな感じでキャリアにネットで縛りました。
いがまんじゅうって何っていう人は、詳しくはいがまんじゅうを参照。簡単に述べると埼玉県北部の伝統和菓子で、まんじゅうに赤飯をまぶしたものです。もともとは祝い事などのときに各家庭で作られていたものが、商品化され現在に至る。鴻巣市が発祥といわれ、県北地域の和菓子屋で販売されている。千明だんごも本店は鴻巣であり、道の駅はにゅうでも販売されています。
消費期限は当日なので地元の方は別として遠くから買いに来る場合は自宅用としてじゃないと難しいです。私はバイクのキャリアにくくりつけて強い日差しを1時間くらい浴びせて帰ったけど、その日に全部は食べないで、自己責任で冷蔵庫に入れて翌日レンジで軽く温めて美味しく食べました。
外観はこんな感じで、京都の五建ういろうが販売している赤飯饅頭の逆パターンです。言われてみれば、栗のいがに見えないこともないですね。3個入りが330円、5個入りが550円で、ひとつ110円ですが、バラで売っているかどうかはわかりません。
中身が気になる人のために、披露しました。あんこは甘さ控えめのこしあんで、素朴な田舎まんじゅうの生地に赤飯がまぶしてあります。まんじゅうの皮が大好きな私には、たまらないです。お店によってはまんじゅうを赤飯で包んでいるものやつぶあんのものもあります。
千明だんごのお店の分布図を作ってみましたが、東京から一番近いのは上尾本町店のようですす。県北の街道を走る時に千明だんごの看板を見かけたら是非一度お団子を食べてみて下さい。もちもちとした食感と香ばしいお醤油の香りのとりこになること必至です。
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