郵便局も生体認証

郵便局のキャッシュカードもICカードに移行し生体認証のサービスが始まった。2本の指の静脈パターンを事前に登録しておくと、ATMでの引き出しの際生体認証が必要となり、暗証番号だけよりは、かなりセキュリティが強化される。
ただ、問題は生体認証の機能が付いていないATMでの引き出しができないので、どの程度この機能の付いたATMが設置されるのかが不明だ。
そんな生体認証とかICカードとかを導入するにもかかわらず、あいかわらず通帳に印鑑を押しているのだから、片手おちではないのか。こちらのほうを早いとこなんとかしてくれよ。
都市銀行はもう、ずいぶん前から通帳に印鑑を押さないで、データで登録した印影を確認できるようになっているでしょ。
どろぼうに、通帳を持って行かれた場合、通帳印が丸わかりで、いくら別々に保管したほうがいいとか言ったって、通帳の印鑑がどれかわからないほうがよほど安全だと思う。
今回はそれにプラスして窓口での引き出しの際に、印鑑と通帳を持って行っても、さらに暗証番号を入力する暗証番号必須というシステムも少し前から導入されていたのを知った。とにかく、本人確認のフィルタは1つよりも2つ2つよりも3つの方が効果がある。そのフィルタによってやや使い勝っても悪くなるのだが、安心と不便とどっちが優先かだ。わたしはもちろん安心を優先させる。