浅草酉の市二の酉

きょうは、二の酉。今年は二の酉までしかないので最終の酉の市ということだ。写真は浅草鷲神社の拝殿から見た午前0時の一番太鼓直後の参道のようす。人人人で、先頭の方はこの寒さの中、1時間以上お待ちなんでしょう。ご苦労なことです。そして民間の警備の拝殿前に配置されている方たちは強者揃いで屈強ないでたちですがほんとに大変な一日だと思います。それにしても、東京の人は並ぶ方も並ばせる方も慣れたもので、逆行したり割り込んだりの暴挙はほとんどないです。関西の十日戎も酉の市を見習ってほしいものです。あたしも前酉年の三の酉のときは勝幟守(しょうしまもり・勝札かちふだとも呼ぶ)をゲットするために2時間ほど並びましたが、酉年以外は最近は昇殿参拝しています。今年は二の酉までしかないためか、拝殿も人が多くてスペースに余裕がありませんでした。

二の酉始まりました

きのう22日の23時過ぎからの宵宮祭より御例祭に参加して、直会を受け、御札を受け取り、かっこめも買って戻ってきました。帰りは電車がなくなるので車で行って近所のコインパーキングに車を止めてから時間つぶしと食事をかねてひさご通りのそば処つむぎまでふらふらと散策。テキ屋さんもまだ準備中がほとんど。ほんとはわんこと来るつもりだったのだけど、わんこが突然行かないと言いだして、あたしひとりで参拝することになったため時間をもてあましてしまいました。

鷲神社の入り口

宵宮祭が始まるまでは人も少なくて、テキ屋さんもほとんどが準備中。熊手を売る人たちの会話もなごやか。酉の市恒例の厄よけの切山椒の売店の女性の顔にも余裕があります。 宵宮祭へ参加するのはご近所のご商売の方が中心でのようです。あたしはというと子供の頃から来ているので、遠く離れた土地に移り住んでも(おおげさ)なお、酉の市には必ず戻ってきます。

酉の市の名物厄よけ切山椒

酉の市と言えば、自分的には浅草鷲神社なのですが、巣鴨や目黒や新宿、渋谷でもやっています。だけどやっぱり浅草に来てしまう。きょうは祭日だから昼間も混むでしょうね。 酉の市が終わると世間では、いよいよ新年を迎える準備なんですね。 きのうは、朝から成田に行ったので疲れました。さらに帰りにパーキンから車を出そうとしたら、細い道なのに違法駐車の車がいる。左側に電柱があるので何度も切り返してなんとか出庫できたのだけど、こういう人の心理は理解できませんね。路上に止めるときは、せめて人に迷惑がかからないよにしてもらいたいものです。せっかくの酉の市で車ぶつけたらなんにもなりません。

大熊手

話が前後しますが、この熊手は酉の市最大のものです。どのくらい大きいかというと画像の下の方の人の頭がこのくらいの位置です。 吹き抜けに置いてあります。あたしは、いつも熊手は神社で販売している800円のかっこめで、大きなものは買ったことがないのだけど、買ったらそれを持ち込んで祈願してもらうのです。良い年を迎えられるといいですね。