二の丑の日

今年は夏の土用の丑の日が2回ある。前回は7月23日の日曜日。この日は、いつも行くうなぎ屋さんがお休みなので、スーパーうなぎにしたのだ。スーパーうなぎって言うのは、”すごいうなぎ”ではなくて単にスーパーで売っているうなぎのことだ。近所のスーパーで鹿児島産のうなぎの長焼きを買ってきた。生産者のおじさんの顔写真入りで、スーパーうなぎにしては、なかなかよさげ。

奮発してインスタントの肝吸も購入。一人前198円と結構お高い。だって、雷門の初小川の肝吸は50円だから、それに比べると4倍の値段だ。
もしかすると、うなぎにありつけないかもしれないので、次の土用の丑の日にはまだだいぶあるのだが、念のためきょう食べておくことにした。

少し話がそれるけど、うな丼(またはうな重)に肝吸といえば、漬物は奈良漬と決まっていた。奈良漬のないうな重なんて、ちょっと前までは聞いたこともなかったのだけど、最近のうな重の香の物は、しば漬とか、ぬか漬とかが付いてることが多い。だからというわけでもないが、スーパーの奈良漬は買う気がしなかったので、キュウリのキューちゃんで代用することにした。

ところで、今日買ったうなぎの長焼きは頭が付いている関西風。関西のスーパーで買ったのだから当然なのだけど、はじめてこの頭付きのうなぎの長焼きを見たときはびっくり仰天。
関西の人は頭も食べるのかしらと思った。どうしたものかと思ってネットで調べてみたら、同じ疑問を持つ人の多いこと。関東から関西に来た人はみんなびっくりするようだ。うなぎの頭は切り取って、利用する方法もあるみたいなのだけど、多くの人は、切って捨てて食べないらしい。なんで頭が付いたままなのか、単なる手抜きなのか?関東人には理解不能だ。最初から頭無しで売ればいいのに。無駄なことをするもんだ。
尾頭付きの関西風うなぎの長焼き
二の丑は本格的なうなぎを食べたい。