阿倍野近鉄大北海道展2008秋

きょうは夕方から阿倍野近鉄の大北海道展に行ってきた。毎回楽しみにしている物産展の茶屋(イートイン)のラーメンは、きのう24日からは第二弾で札幌らーめんの味源。ちなみに第一弾は純連。味源ってこの前も出店したと思ったけど、近鉄の北海道展は、内容がまんねり、新宿伊勢丹や池袋東武には勝てない気がする。もっとも関西圏って北海道ラーメン不毛地帯だから、食べたい人は来るみたいで、平日はマダムがひとりで食べてるし、きょうは、おじさんやお兄さんがひとりで来ているのが目立った。東京ではあまり見られない光景だ。休日の物産展にひとりでラーメン食べに来る、普段は近鉄百貨店とは関係なさそうな人たち。

味源は10人くらいの列ができていて、待ち時間は10分くらいだった。お向かいのもうひとつのイートイン東すし(初出店らしい)は空席があったが、たまたまですぐに列ができた。味源は入店する前に食券を買うのだけど、食券担当のおばさんが健忘症であやうく2度買わされそうになる。食券メニューは、生油、生油チャーシュー、オロチョン、オロチョンチャーシューと煮タマゴで、人気はオロチョンチャーシューか。オロチョンっていうのは、味噌ラーメンを唐辛子で辛目に味付けして野菜といっしょに煮たもの。私はスタンダードなオロチョン(941円)を、もうひとりはオロチョンチャーシューを注文した。相席になったおじさんもオロチョン食べてる。味源は東京ではかなりチェーン展開している若年に人気の有名店だが、特別どうということのないが、札幌の店はお味が違うのだろうか?せっかく来たのだから期待したいところだが、大阪だから、あまり期待するとがっかり度も高くなる。そうこうしているうちに注文したラーメンが運ばれてきた。

オロチョン

まずスープがそれほど熱くないが、味はまあ合格。麺はう~ん、やっぱり少し柔らかい気がする。札幌ラーメン特有の黄色いやや太めのちぢれ麺ならば、食べはじめはもう少しかたくてぼそぼそするのだが、最初から食べ頃だ。具は豚バラ、もやし、ピーマンの超細切り、きくらげ、タマネギ、メンマ、それにネギといったスタンダードなものだがキクラゲ以外はほんのおしるし程度だ。

そしてオロチョンチャーシューは、これに厚切りのチャーシューが5枚のっている。私はチャーシューが入るとスープが冷めるからあまり好まないのだが連れの人に2枚分けてもらった。かなりのボリュームで量的な満足度は高いかも。しかし、これだけしっかりしたチャーシュー5枚をひとりで食べるとなると、お腹に応えるのでやはりおいしく食べられる範囲を超えてしまう。

オロチョンチャーシュー

とはいえ2枚だったのでおいしく完食。でもスープは半分くらい残しちゃった。食べ終わってから会場をひとまわりしたが、今回の北海道展って出店がコンパクトだ。北海道銘菓は、例の賞味期限偽装の白い恋人、六花亭のマルセイバターサンド、萩の月に似たタイムズスクエアの菓か舎と月並み、スイーツのほうは、パールモンドールの塩キャラメルティラミスは人気で売り切れ、各店のプリンなんかも人気だった。

ミセスニューヨークのナイアガラフルーツロール

私もめずらしく今回初登場で実演の札幌市豊平区平岸の人気のケーキ店ミセスニューヨークのナイアガラフルーツロール(1575円)を買ってみた。ここは壷ブリュレという壺入りのプリンがおいしい。おたると書いているのは、おたるワインの代表作「ナイヤガラ」で仕上げたロールケーキだからで、ご丁寧にワインの木箱に入っている。お味はというとスポンジはしっとりしていて、生クリームもなかなかライトで食べやすいのだが、ワインの香りがきついので好き嫌いが出るかな。ナイアガラフルーツロールのカット

海鮮系は雑魚亭、露風庵、小樽なか一、肴菜家しん、北海工房などいつものラインナップで雑魚亭はやはりコストパフォーマンスの良さで人気。いかめしは森駅のじゃなくて、いか将軍本舗(札幌)のジャンボいかめしだった。近鉄じゃ森のいかめしあんまり人気なかったから。私はというとこの前山陰で海鮮食べまくったのであんまり興味がわかず見るだけにとどめて催事場を後にした。

第2弾は10月24日(金)~ 29日(水)で、最終日は17時まで。イートインの茶屋の営業時間は 10時30分~19時15分で最終日は午後3時45分がLO。

コメント

  1. アメリカ風のラーメンスクエア

    アメリカ風のラーメンスクエア
    日本のラーメン文化が今、アメリカで流行しているという。ニューヨークのマンハッタンを歩くと、あちこちで日本のラーメン店が目に付く。そして今度は、このアメリカ風のラーメン街を東京に持ってくることになった。なかなか面白いアイデアではないだろうか?アメリカの街の道路表示やショーウインドウ、街灯までがそっくりに真似られている。
    実力のあるラーメン店だけが、競争の激しいマンハッタンで生き残れる。東京・立川の「ラーメンスクエア」も、日本で人気のラーメン店のみが選ばれている。例えば、テレビや雑誌などで何度も紹介された名店、幻の「黄金の塩らぁ麺」は、おいしくて脂肪が少ない名古屋コーチンを使ってスープを取っており、さっぱりしてコクがあり、見た目もきらきら輝いている。おいしいスープには、もちろんおいしい麺が必要で、高級な日本産小麦「春よ恋」で作った細麺は、忘れられないおいしさだ。
    また、昭和39年創業の北海道・札幌の味噌ラーメンの老舗、「純連」の味も楽しめる。豚骨をベースに、たくさんの海の幸と山の幸を入れて10時間以上煮込んだスープに味噌を入れ、濃厚だが濁りのない、札幌ラーメンを代表する味だ。麺は固めの太麺で、非常にコシがある。この他、博多ラーメン「凪(なぎ)」や九州ラーメン「侍」といったとんこつラーメン、「いちや」の熟成しょうゆラーメン、数十種類の素材を煮込んだ中華ラーメン「優」など、7軒の名店が集結した「ラーメンスクエア」は、どれを選んだらいいのか迷ってしまうほどだ。
    東京の立川市は、多くの総合ショッピングセンターが集まり、日本の若者たちに人気の街だ。新宿から電車で約30分の距離にある。
    (C)2008 Tachikawa Minami Renaissance
    AREAREAラーメンスクエア http://www.arearea.co.jp/ramensquare/