今回もつきあいでアキハバラ@DEEPを見てきた。映画については、石田衣良の原作ということしか知らなかったから、上映時間を確認するついでに、公式サイトをのぞいてみたら、主演が成宮寛貴だったんで、まあ見ても良いかなと思った。
あたしはあまりテレビは見ないから、TBSでやってたらしいテレビ版も見てない。石田衣良は知っているけど、原作はもちろん読んでない。
レイトショーのMovix堺は相変わらずがらがらで、6番シアターに入ると無人だ。予告上映までまだ、数分あるが、生涯5度目の貸し切り上映かと思ってドキドキだった。カバが出てくる前に、2組入ってきて、貸し切りはお預けで、ほっとした。
映画の内容は、申し訳ないけどどうでもいい感じ。ただ、成宮寛貴は、相変わらずとてもよかった。幅広い演技ができる数少ない若手俳優だね。テレビより映画のほうがより良い気がするから、映画のほうに力を入れてほしいもんだ。あたしは、探偵事務所5映画版の591役が好きだ。
原作は読んでないから、あくまで映画の話なんだけど、この映画はいったいどういう人が見るのか疑問。源孝志は、わけのわからん映画ばっかり作ると思っていたが、このアキハバラ@DEEPはその中でもピカイチ中途半端だわね。
わざとらしく緋牡丹博徒が映画の中で上映されるのもアピールが強すぎておもしろくない。ああいうのは、こっそりやらんとつまらんのじゃないか。
ということで、成宮寛貴の味のある演技がせめてものすくいの映画でした。