並んでも食べたい老祥記の豚まん

神戸南京町の元祖豚饅頭の店老祥記。いつ行っても店の前には長い列ができている。この列がさらに人を呼ぶのだろう。通りに面しているので途中列が切れている。たいしたことないと思いきや、広場に長い列が続く。土・日は30分以上は覚悟しなくてはならない(写真は別の日の昼間のようす)。

行列が絶えない老祥記

広場では買った人たちが美味しそうに豚まんを食べているのを見るともうたまらない。実際のお味は、かなり庶民的だがインパクトがある。あんは豚バラ肉のかなり細かいミンチにネギでしっかり醤油味付けしている。あんより皮が絶妙に美味しい。もちろんあんにマッチした皮なのだが、この豚まんだけで終日列を作らせ一日1万3000個を売るのだからたいしたものだ。論より証拠、南京町にいったら是非一度は味わってみよう。持ち帰りが中心だが、店内でも飲食できる。一皿3個からになっていて、持ち帰りは3個以上であればいくつでもOKだ。店内で食べる場合、2人ならば二皿以上つまり6個以上となるので、ふたりで4つを店内で食べることはできない。最低3個(3個240円@80円×3)が基本だ。

老祥記の豚まん

平日の閉店間際

順番が来てのれんくぐって店内に入るとまずその活気に圧倒される。中央が通路でその正面にカウンターがあり包装担当人員は2人いる。通路の左右にテーブルがありこれは店内飲食用だ。おばさんが注文を聞いてくれるので、お会計を先にしてから、包んでいる間脇に避けて待とう。すでにおばさんが次の人の注文を聞いている。30個、50個と大量に購入する人も多いが、包装が早いので注文をしてからは待ち時間はない。すぐ食べるにしても油が垂れるので、箸とともにビニールの袋をもらったほうがベターだ。

閉店前の店内のようす

この日は平日の閉店間際だったので店内でいただくことにした。数を言って着席するとお茶と豚まんが運ばれてくるので、そこで会計する。テーブルにはからし、ソース、醤油が置かれているのでお好みでいただく。わたしは、からしとソースが定番だが、店内が混みあっているときは、包んでもらうので何も付けないで広場で油をポタポタ落としながら食べる。広場で食べる場合も、割り箸を忘れずにいただこう。アツアツで手でつかめない。お店の店員さんは、うすいビニール手袋で直接豚まんをつかんでどんどん包装しているが、まねすると火傷するので要注意。一度食べるとヤミツキになるのも納得だ。

南京町老祥記
神戸市中央区元町通2-1-14
OPEN 10:00~18:30(売り切れまで)
078-331-7714
定休日 毎週月曜
アクセス JR神戸線ほか元町駅より徒歩5分

コメント

  1. きっと日刊じゃんくま新聞 より:

    豚まん特集!!

    寒い季節には、熱々の豚まん! 肉汁たっぷりの濃厚な豚まんが勢ぞろい。 電子レンジ