ミズカレイの煮付け

島根産のミズカレイがお安かったので煮付けにしました。カレイはいろいろと種類が多く旬の時期などはよくわからないのですが、基本的には切り身の煮付けは同じように作っています。冷凍のカラスガレイや解凍のものを使用するときは、甘みを強くして全体的にお味を濃くすると良いと思います。きょうは、新鮮な生のミズカレイなのでお酒の肴にもなる辛めの薄味にします。

 カレイの煮つけ

材料(2人分)
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ミズカレイ1尾
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(A)
水 200cc
酒 100cc
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1
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国産生姜少々
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1.カレイの内臓を出して頭と尾を取り半分に切る。
できない人は魚屋さんにやってもらいましょう。
2.表(黒い方)に切り目を入れる。
これは、味がしみやすいのと皮が縮んで身が反ったりしないために行いますが、カレイの皮は意外に固いのでよく切れる包丁でやりましょう。切れる包丁がない人は、やらないほうが無難です。

切れ目を入れる
3.鍋に(A)と生姜の薄切りを入れて強火で煮立たせる。
4.煮立ったらカレイを皮を上にして重ならないように入れる。
大きな鍋がない場合フライパンを使うと便利です。
5.アルミ箔で落としぶたを作り中火にして10分ほど煮る。
煮すぎないようにタイマーをセットしましょう。
時々スプーンで煮汁をかけますが、ラストの3分くらいまでは放置したほうが煮くずれしません。
6.カレイを皿に盛り鍋の煮汁をほどよくかける。
針生姜を乗せてできあがりです。
ほどよく油が出て煮汁も澄んでいます。大変良くできました。

カレイは切り身の時は、特別考える必要はないのですが、姿煮の時は、右頭になります。ですから、おめでたい席などでは、姿煮は避けた方がよいのでしょうね。そんなこと気にしないかなぁ。それから、近所のスーパーで売ってるカレイは、調理済みでないものも、切り身も、そして干物も腹が表になっています。なんでだろう?