最近テレビや雑誌で紹介されている大宮市場ですが、35センチ超の巨大エビフライが食べられる大宮市場内食堂の海鮮亭高はしに行ってきました。車のメンテナンスの帰りで時間も閉店少し前、天気も不安定だったため暗くなった駐車場はガランとしていました。入り口で少し不安になり警備室のおじさんに、一般車もここから入っていいのか聞いてみると、とっても親切なおじさんで、店の前まで乗って行ったほうがいいよと。さらに駐車場の入り口から向かって右と左両側に飲食店があるからと、初心者に適切なアドバイスでした。正面向かって左側の一番奥にに高はしはありました。高はしの右隣は、花いちでこちらも大エビフライのメニューが売りですが、店内に客の姿は見えず。一方高はしのほうは家族連れでにぎわっていたので予定通りここに決めました。
ショーウインドウの巨大なエビフライと穴子フライを横目で見ながら店内に入ると、こあがりの数組の家族連れの子供の興奮する声が聞こえるものの、市場のガラの悪さ(失礼)はみじんもなく、腰が引けることもないです(笑)市場の食堂ってけっこう恐い店もあるのでやや緊張して入ったもののよい意味で拍子抜け。テーブルに着いてメニューを見ていると、奥の家族連れのところにスーパージャンボエビフライが運ばれて行くのを目撃。な、なんと巨大エビフライには、花火が刺さっているではないか。大人げないけどこれは子供でなくても興奮します。我々もスーパージャンボエビフライ定食(2000円)を注文しました。35センチ超のエビは半端でなく、あっけにとられているうちに花火は10秒くらいで終わってしまいました。
サービスで付いているマグロのなかおちが山盛りでこれだけでも、なかおち丼の大盛りになりそうな量。きょうは、さらにおまけにコーヒーゼリーが付いています。大エビはとてもがぶりとはいけないサイズなのでナイフとフォークが付いてきました。タルタルソースの代わりにマヨネーズと辛子と正しい市場風。付け合わせもキャベツの千切りと泣けるシンプルさ、ソースをかけていただきました。このエビは天然のブラックタイガーとのことですが真偽のほどは不明。
もう一品は一番人気と言われている海鮮丼とエビフライのセット(1500円)。こちらのエビはスーパージャンボではなく20センチくらいの普通のエビフライですが、問題は海鮮丼の具の多さ。ちょっと大げさですが、食べても食べてもご飯が出てこないじゃないの。とにかくマグロのなかおちが厚く敷き詰められていてその上にマグロの赤身、ホタテ、甘エビ、いくら、うになどがどっさり。ちなみにご飯は酢飯です。わさびも小皿に山盛り。日本人としてはわさびが少ししかないと物足りなくて。新鮮な魚貝を毎日のように食べてる人は薬味にこだわらなさすぎ。漁師町の民宿に泊まるとお造りにわさびがついてないこともある。新鮮だからそのまま食べてもおいしいのでしょうが、我々都会っ子はそうはいかないのです。
ほかにもメニューはたくさんあってセットものも魅力的な内容で値段もお手頃。17号バイパス沿いなのでアクセスもよく、ひとりでも、家族でもOK。休日は行列覚悟。
大宮市場食堂 海鮮亭 高はし
埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1大宮市場内
048(653)8899
OPEN 月~土 8:00~14:00 17:00~20:30
水・日・祝 11:00~14:00
定休日 なし
駐車場 市場内700台