エストレヤにサイドバッグステーを付けたので、目的のサイドバッグをAmazonで購入しました。用途としては、街乗りでのお買い物や日帰りツーリングでの雨具や工具、三角停止板などが入ります。
エストレヤ乗りの人は、アメリカンサイドバッグを付けているのをよく見かけます。自分もそのラインで探して検討した結果、バッグの背面にサイドバッグステーを差し込んでホールドするタイプを選びました。下が取り付けたところです。取り付け例では、ベルトの剣先が上向きになっていましたが、邪魔になるので下向きにしました。
サイドバッグ背面のポケットにサイドバッグステーを差し込んで、ベルトでフェンダーステーに固定。ベルトは合皮とナイロンの2種類が付属していました。合皮のベルトは穴あきなのでしっかり緩みなく固定できます。バッグ側のベルト固定部には角カンが採用され強度のアップに加え、ベルトがスムーズに動きます。
背面がポケット型ではなく紐で結ぶタイプは、バタつきの報告もありましたし、バタつき防止のために結束バンドで補なうと、脱着が面倒です。背面ポケットは抜群のホールド力で安心です。
ボトルフォルダーはベルトとカラビナで固定できるのは左側だけで、右側はベルト通しがついていません。ボトルフォルダー単独で利用することも可能で、底に排水穴もあります。
後ろから見たところ。ヘルメットホルダーが使えなくなるので、cropsでしのいでいたら慣れました。バッグのセキュリティ強化用にもcropsの(QSPD07/φ4×1800mm )を使おうと思ったのですが、残念ながらファスナーの穴に入りませんでした。
シングルサイドバッグを選ぶにあたって、候補となった10L~12Lのバッグを記載します。必要な機能としては、フェンダーステーに取り付けるタイプであること。ボトルフォルダを装着できること。容量が10L~12Lであること。PVCである程度の雨に耐えられること、ダブルファスナーで鍵をかけられることなどです。
デイトナのサイドバッグはエストレヤのオーナーのレビューもあり最初から候補にあがりました。ポピュラーサイズの12Lはプレーン、コンチョ付き、ダイヤステッチ、防水と4種類で展開。私が選んだのは防水タイプです。インナー防水で、私が購入したタイプはレインカバーは付属していませんでした。レインカバーを別途購入しようかと迷ったのですが、ナイロン部分が側面だけで少ないこと、雨が降ればレインカバーがあっても濡れること、故にバッグは濡れても、中身が濡れないインナー防水で十分であると感じました。
容量 | 12L | ダブルファスナー | ○ |
サイズ | 270×360×120 | ワンタッチ開閉 | ○ |
背面 | ポケット&金具 | レインカバー | ☓※ |
取り付け | ベルト | ボトルフォルダー | ○ |
※現在販売されている後継モデルはAmazonの商品スペックではレインカバー付と記載されていますが未確認
ラフアンドロードHBシングルサドルバッグM、コットンカーキとブラックの2色で容量は9.5L、持ち手付きです。PAS対応ですが、ボトルホルダーは付属しておらず、別購入すると2000円以上します。
背面にサイドバッグステーが入るスリットがありますが、スリット部分のサイズ記載がなかったので、メーカーに問い合わせてみたところ、要領を得ないので、キジマのエストレヤ専用ステーを使う旨の話をしたら、豹変して他社のものはわからないとあっさり言われました。カタログの取り付けモデルがエストレヤだったし、クラシカルで色もデザインも気に入っていたのですが、サイズがわからないじゃ買えないです。
容量 | 9.5L | ダブルファスナー | ○ |
サイズ | 240×320×140 | ワンタッチ開閉 | ○ |
背面 | ポケット&ベルト | レインカバー | ○ |
取り付け | ベルト | ボトルフォルダー | ☓ |
オンラインショップで買う場合、同じ環境の先人のレビューがおおいに役立ちます。レビューがない場合は、実店舗に在庫があれば、実物を確認してから買うのが間違いないのですが、在庫がないものは、なかなか面倒です。カタログ記載のサイズも万全ではないので、メーカーが問い合わせに応じてくれなければ、買う気が失せてしまいます。
タナックスの10Lシングルタイプ。ロングセラー商品で、左右両タイプもあります。以前はオレンジステッチのものもありましたが、現在はグラックのみです。左右両タイプもシングル利用できるので、とりあえず買ってもいいお値段。バッグの開閉はベルトでワンタッチの金具は付いていません。取り付けは、シートの上または下にベースを固定してバッグをひもでつなぐか、フェンダーステーに直接ひもで結びつける仕様です。左右両タイプをシングル利用する場合も同様です。揺れ防止にバックの背面下にひも通しが付いています。レインカバーは付属していません。
容量 | 10L | ダブルファスナー | ☓ |
サイズ | 270×330×130 | ワンタッチ開閉 | ☓ |
背面 | ひも通しあり | レインカバー | ☓ |
取り付け | ベースorひも | ボトルフォルダー | ☓ |
ナンカイのライドバディバッグ12L。ベルトホールが上下2段階になっているのが特徴で、車体に取り付けやすいとのことです。ボディはナイロンとPVCのコンボ。ボトルフォルダ、レインカバー装備で、開閉もワンタッチスイングバックル。必要な機能はすべて備わっています。ナンカイの商品はAmazonにもショップがあり、オンラインカタログも検索性に優れ見やすくて充実しているので、いつも候補にはあがるものの、決め手がなく購入には至りません。
容量 | 12L | ダブルファスナー | ○ |
サイズ | 290×370×120 | ワンタッチ開閉 | ○ |
背面 | ひも&金具 | レインカバー | ○ |
取り付け | ベルト | ボトルフォルダー | ○ |
デグナーの12Lシングルサドルバッグ。同容量で様々なデザインがありますが、このタイプはエストレヤにもよく似合います。吊り下げパーツが刷新されて従来の位置より下に下げることでバッグの取り付け位置が上がり、より安定する設計になっています。新設計の吊り下げパーツには取っ手は付いていません。デグナーのサイドバッグは素材、デザイン、カラーが豊富で、他社製品はブラックでの展開が多い中、明るい色やファイヤーデザインのものもあります。フタの部分が短めで開閉しやすく、ボディはPVCとナイロンのコンボ。ボトルホルダー、レインカバー標準装備。
容量 | 12L | ダブルファスナー | ○ |
サイズ | 270×360×120 | ワンタッチ開閉 | ○ |
背面 | ひも&金具 | レインカバー | ○ |
取り付け | ベルト | ボトルフォルダー | ○ |
ラフアンドロードの防水サドルバッグ。エストレヤに似合いますね。複数の知人が使っています。袋の上の方を折るだけですが、フレームのあるタイプより荷物積載の自由度が増します。防水でないタイプと、それぞれの片側タイプもありますが、この形は左右に取り付けたほうが見栄えがよいと思います。装着はシートの下にベルト、上にベルクロでダブル固定します。バイクによってはみすぼらしくなりそうですが、エストレヤにはよく似合います。
今回はシングルサイドバッグを探したのですが、シーンによっては、このタイプも選択肢だと思います。
サイドバッグステー取り付けの苦労話はこちらです。
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