バイクで初詣。安行密蔵院のお護摩

般若心経

元旦の朝6時にうちを出発して、安行の密蔵院に向かう。短い距離ですが、バイクで初詣です。バイクで行くと決めていたので寒さも緩めで晴れの新年初日、ありがたい。

今年最初のお護摩が7時から始まります。だれでも参加でき、お正月の三が日は、お札代だけで、ご祈祷してもらえるので、早起きして初回のお護摩に参加します。

密蔵院はわんちゃんにエストレヤを買ってもらった時、交通安全のご祈祷をしてもらったお寺でもあります。7年前、はとや草加店で納車後、そのまま密蔵院に向かったのは、わんちゃんランダーで、私は、少し前に怪我をして、実際にエストレヤに乗れるようになったのはそれから2ヶ月半後でした。

車は運転できる状態だったので、はとやでわんちゃんを下ろして、車で密蔵院に向かい、わんちゃんとエストレヤといっしょにご祈祷を受けました。事情を知ったお坊さんに、私の怪我のことで小さな災いで大きな災いを封じることができたというようなことを言われ、自分はとても落ち込んでいたわけだけど、あまり恐がらす、そして謙虚な気持ちで怪我が治ったあとの楽しいことを考えるようにと励まされました。

その日から現在まで大きな事故もなく過ごせているわけですからあらためて感謝です。立ちごけして骨折というのはありましたが、あれは、自分がライダーとして成長していく過程での自戒だと思っています。初心を忘れ油断をしたときに、足をすくわれ、「また初心忘れたの?」と言われます。

そんなご縁もあって、時々お参りには来ていたのですが、元旦の参詣は初めてなので、様子がわからず少し早めに出て6時半には駐車場に到着。まだ余裕です。密蔵院はいくつも駐車場があるのですが、道幅が狭く坂道なので人の多い時は気をつけましょう。

密蔵院

実は、年末に別件でご祈祷の問い合わせをしたところ、正月の三が日はお札代だけで合同のご祈祷ができると教えてくださったのです。ひとりですからね、個別の必要はありませんし、合同でご利益が変わるわけでもなし、ありがたいことです。

こちらが本年初のお護摩を行う少し前の不動堂です。ご祈祷はだれでもが受けられ、お札をいただく場合は、自分の希望するお願いごとを決めてお札代を収めます。

不動堂に着いたときは、すでに多くの方が参列していました。まもなく迫力満点のお護摩が始まり、今年一年の健康、息災、厄除けなどを祈願しました。ご住職のお話にもありましたが、この新年第1回目のご祈祷に参加したことは大変価値あることなのです。参列のみなさんは、お正月まず何をおいても密蔵院でお護摩となったわけですからね。私も、菩提寺への挨拶は年末に済ませ、夜更かしもしないで来たのですから、優先順位が高かったわけです。

ご祈祷も終わりお札も受けたので、少し散策して帰ろうかと思ったら、多くの人が餅つき待ちをしているので、私も見ることに。餅つきまで少し時間があったので、近所を散策しました。

餅つきが始まる前に杵と臼のお清めです。般若心経を唱えているのは副住職を思われます。

子供餅つきというのは、親子連れで来た人たちが自分の子供に餅をつかせるようで、つくのは小さい子どもだけでした。でも、餅つきなんて都会の子共は普通は体験できないものね。私も幼稚園の時に餅つき大会があったけど、すでに珍しい行事だった気がします。

餅つきを待っているおとなは、食べる方なんですね。餅つくの列と、餅食べる方の列ができて、私も無事にいただきましたよ。

 

ところで、お札をもらうのは決めていたことなのですが、タンクバッグに入るつもりでした。3種類の真ん中のにしたのですが、なんとも尺5寸(45.5センチ)で、タンクバッグには入りません。ネットは持っていたのですが、さすがにお札を荷台にという気にはならず、ネットを自分に巻きつけて背中に背負って帰りました。

タナックスの大きめのツーリングネットだったのでしっかり固定できましたよ。お札を背負っているといっても過信せず安全運転で帰りました。

 

この経験からバイクで出かけるとき、荷物が少なくてヒップバッグだけの時用に風呂敷を買いました。風呂敷なんてむかしは捨てるほどあったのにいつの間にかほんとに捨ててしまったようです。100センチ四方くらいで薄手のものが、お札のような長めのものや、衣服のようにギュっと圧縮できるものにはもってこいですね。バッグに入れてもネットよりかさばらないし、忍ばせておけばきっと出番があるはず。

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