関西風讃岐うどんのゆきの

きょうは、雨もあがったので散歩がてらう讃岐うどんを食べに行った。連休の狭間で、電車も空いている。途中下車して、吾彦(あびこ)観音に寄って、西田辺の讃岐うどんの「ゆきの」へ向かう。東京の「すみた」ほど有名ではないが、いろいろな人のブログでおいしいと評判だったので 大阪に来てから一度行きたいと思っていた。営業時間は11時から13時30分、18時から20時と「すみた」より短い。西田辺から歩いて7分ほどで到着。シャッターが半分閉まっていましたが、店の前にすでに列ができていた。 開店までまだ20分ほどあるのに物好きが多い(自分も)最後尾に並ぶとさらに10分ほどで列は倍になる。もう少し遅かったら開店直後に入れなかった。
入店してメニューを見るとかなり種類が多い。初心者なのでみなさん何を頼むのか少し観察していたのだが、みんなバラバラ。迷ったあげく無難な天ぶっかっけ(冷)にした。単品ではなく定食にしたのでかやくご飯付きだ。ご夫婦二人でやっているので、順番に作るから出てくるまで少し時間がかかるのはしかたがない。
カウンターに座ったので厨房のようすが見えたが、すべての調理をご主人ひとりでやる。うどんは袋に入れて釜で茹で、天ぷらはうどん屋にはめずらしくフライヤーを使っている。茹であがったうどんを洗うのも、天ぷらも、丼物もひとりでこなすのを見ていると、食べる前から圧倒されてしまった。
天ぶっかけ
うどんは讃岐うどんにしてはやや細めでこしはあるがかみ切れないほどではない。天ぷらは海老、大葉、カボチャなど、それに大根おろしと鰹節と薬味のネギと生姜。生醤油ではなく、冷たい出汁で食べるのもいいものだ。
甘めの出汁で天ぷらとよくなじむ。天ぷらはフライヤーに入れてからはあまりいじってないようだがよほどしっかり下処理をしているのだろう。うどん自体もおいしいが断然天ぷらものがおすすめだ。大阪に2年いると知らず知らずのうちにお出汁の文化に馴染んでくる。ハハハ馴染まないのが取り柄のはずだったのに。大満足大満足。今度はどんぶりも食べたい。
ゆきの
大阪市東住吉区山坂3-10-14
06-6622-8866
OPEN 11:00~14:00 17:00~19:30(売り切れ次第終了)
定休日 火曜日

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