韓国ダイニング玄の犬鳴ポーク

犬鳴きポークなるものを食べに行った。サムギョプサルで食べるのだが、豚肉消費の少ない大阪ではめずらしく豚専門の韓国料理店がある。

犬鳴ポークとは泉州のブランド豚でほとんどが地元消費なのでお金払っても東京では食べられない。

はじめて行くの店なので無難なコースを選択した。量がわからないのがやや不安なので、贅沢コース（3500円×2）にスープと茶美豚のソーセージの追加に留める。

贅沢コースはブランド豚（鹿児島の茶美豚と犬鳴ポーク）の盛り合わせになっている。まず茶美豚、こちらも結構おいしいのだ。でも犬鳴豚を一口食べてびっくり、美味しいのは間違いないのだが、この香りは未体験ゾーンだ。どんな餌を食べさせてるんだろうと、帰ってから調べたら、石川さんという方が育てている石川さんちのブートンというエコポークとのこと。お値段は茶美豚の1.3倍くらい。とはいえ松坂牛なんかに比べたらとってもお安く庶民の食べ物。豚の臭みがまったくないので通常のテジカルビのようにタレに付け込んでいないのも納得だ。
贅沢コースの内容は、キムチ盛り合わせ、チョレギサラダ、本日の一品、本日のチヂミ、和牛ユッケまたはイカフェ、サムギョプサル（ブランド豚盛り合わせ）、包み野菜セット、ごはん、韓国のり、季節のシャーベットとかなりのボリュームである。白ご飯以外はどれもおいしのだが、客の食べ方に合わせてタイミング良く出てくるのではなく、店のペースで出てくるため、せっかくの料理がさめてしまうのは残念だ。

値段が値段だけにサービスにまで多くを望むのは無理だろう。妥協できる範囲だ。
二人で行くのであればコースは一人分であとはアラカルトがいいかもしれない。テーブル会計の店というのは店員のレベルが高いというイメージがあったが、サービス面に期待してはダメだ。