マグロって種類も多いが、呼び名も地域によって違うから、スーパーの鮮魚コーナーでもいろいろなラベルが貼られている。今回のキメジもカッコ書きでキハダマグロと表示されていた。だいたいキメジと本メジの区別もつかないのだが、キメジと本メジはまったくの別もので、一般にメジマグロと呼ばれる本メジは本マグロの幼魚だ。そしてキメジというのは、キハダマグロの幼魚らしい。つまりはキメジは本マグロではないのだな。解凍ものでお刺身用と書いてあったが今回はステーキにした。オリーブオイルににんにくの香りを移すついでに、カリカリのにんにくチップスを作ってトッピングにした。キメジのかわりにカジキやメカジキまたは、マグロのほほ肉でもOKだ。
材料(2人分)
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キメジ(キハダマグロorメカジキ)400g
水菜1把
大根100g
にんにく2片
白ワイン大さじ1
醤油大さじ2
オリーブオイル大さじ3
ハーブソルト
ブラックペッパー
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■作り方
1.ペーパータオルでマグロの水気を拭い、全体にハーブソルトと少量のブラックペッパーを振る。
2.マグロステーキをのせるサラダ用の水菜をオリーブオイルでさっとソテーして取り出し皿に広げる。
3.フライパンにオリーブオイル大さじ2を追加して、にんにくスライスを焦げ色になるまで揚げる。
油もにんにくも少量なのでフライパンを傾けて作りましょう。
4.にんにくチップスを取り出して油を切る。
5.フライパンにマグロを入れこげ目がついたら裏返す。
※厚みがあるようだったら4面全部を焼いてこげ目をつけますがお刺身で食べられるものなのでレア状態がよいでしょう。
6.一度取り出してまな板で一口サイズに切る。
※マグロは柔らかいので形がくずれないようによく切れる包丁で切ります。
7.6を再度フライパンに入れ切り口を焼いてフィニッシュに白ワイン大さじ1と醤油大さじ2をマグロのまわりから入れ軽くからませる。
8.2にマグロを盛りつけ大根おろしをのせてにんにくチップスをトッピングする。
9.フライパンに残ったソースを大根おろしにかけてできあがり。
水菜と大根おろしとにんにくチップスといっしょにいただく。今回使用した水菜はサラダ用なのでソテーしないで生のまま使ってもよいが、その場合は水気をよく切っておく。だけど水菜はさっとソテーすると甘みが出てよりおいしくなる。大根おろしにはポン酢もあうのでお好みでポン酢を使用してもよい。このキメジのステーキはこの前お友達に教えてもらったメカジキのステーキをアレンジしたもの。東京ではいつでも売っていたメカジキが近くのスーパーで売っていないのだ。でもメカジキはマグロではなくてカジキの仲間。メカジキってSwordfishi(ソードフィッシュ)のことだな。