グリル一平

中秋節のイベントで神戸の南京町に行くついでに新開地のグリル一平で食事をすることにした。梅田から阪急の特急で新開地まで直通運転しているので意外と便利だ。震災後は初めてだったから、店が見つかるかどうか心配だったけどすぐに見つかった。ラウンド1の横のアーケードを入ってすぐ右側のビルの2階だ。

入り口にはタヌキがいる

元町店もオープンしたということだったので、南京町に行くのにわざわざ新開地に行く素人と思われるかも知れないが、阪急電車は元町には止まらないし、駅からちょっと遠そうだかし、なんといっても中秋節のイベント期間中の土曜日ということで、状況の予測ができかねたので、新開地の店に行った。
新開地の駅で同居人と待ち合わせをして、午後2時少し前にグリル一平に到着。昨日の夜何を食べようかと考えておいたんだけど、店に入るとイタスパ（イタリアン・スパゲティ）を食べてる人が複数いて、結局わたしもイタスパを注文した。
ただ、幸いにも今回はふたりで来たので、もう一品注文できるわけで、チキンカツかハンバーグとオムレツを勧めてみたが、あっさりとハンバーグと普通のご飯になった。
ハンバーグはライスが別だからオムライスにしたらと思ったのだが、同居人は昨日別のお月見イベントでたらふく食べているため、いつもと違ってあまり食事に執着心がないようだった。
オムライスは、またの機会ということでイタスパ、ハンバーグという簡素オーダーにとどまった。

スパゲティは、やわらかい麺で懐かしいお味。ナポリタンとボロネーゼの中間とも言えるが、やっぱりここの濃厚なオリジナルソースがものをいう逸品だ。卵の黄身が乗っているので、混ぜると濃厚なソースがまろやかになり、かつ鉄板なのでジュージュー感がたまらない。鉄板に張り付いた部分が、また絶妙で、このスパゲティは食べてみないといくら説明してもその奥深さがが理解できない。
あえていうならば、いまはほとんど食べられない喫茶店の昔のナポリタンの超豪華版といったところか。喫茶店の昔ナポリタンを懐かしんでいるのなら一度ぜひ食べてみてはいかがか。
元町を歩いているとき元町店を偶然発見。夕方5時ごろだったのだが、観光客で混みあってるという感じはなかった。観光客というよりも地元向けのようだ。
グリル一平元町店の入り口