阿倍野近鉄大北海道展

阿倍野近鉄の恒例の春の大北海道展が今日までだったので昨日行ってきました。新型インフルエンザの影響なのか、会場はずいぶんとコンパクト。
平日の昼間ということもあるのだろうが人も少なく、 いつも列の絶えない雑魚亭などの海鮮系の実演販売も閑散としていた。人気なのは花畑牧場の生キャラメルだけで、これに関しては期間中午前8時から整理券を配布。各日総販売数が2000でお一人様合計7箱までという制限付きで、さらに整理券の有効期間は配布当日の午後3時までという殿様商売だ。あたしは、生チョコも生キャラメルもあんまり興味がないし、タレントの副業の売り上げに貢献する気もないのでスルーです。

目的は茶屋のラーメンのみ。今回のラーメン第二弾はSyoyu-ramen of surf clam’s soup/ほっき節出汁の醤油ラーメン。ほっき貝の水揚げ日本一の、苫小牧の極(kiwame)というラーメン店が発出店している。 茶屋内はガラガラなので食券を買おうとしたら、店員のおばさんに入り口で止められた。まさか並ばせるつもりか?と思ったらこのおばさん単に注文を聞いて、食券売り場に伝える役割らしい。しかし、混雑時で列が長くなっているならこういった方法も有効だろうが、ガラガラなんだから、このおばさん不要ではと思う。実はこのおばさんは呼び込みも仕事らしく、「ラーメンいかがですか?」と通りがかる人に声をかけているのだが、明らかに慣れない呼び込みで効果があるとは思えない。

Syoyu-ramen of surf clam's soup

そんなことは忘れて入店して待つこと数分、マスクをしたデブのやたらニコニコした愛想のよいおねえさんがラーメンを持ってきた。
注文したのは醤油ラーメン(751円)。麺は蝦夷のラーメンにしてはめずらしくたまご麺だ。ほんとは毎日限定100食分昆布を練り込んだたまご麺を使用した「昆布麺醤油ラーメン」が食べたかったのだけど、すでに売り切れなり。たまご麺ながら蝦夷特有の縮れ麺で、ぼそぼそ感もあり今まで味わったことのない変わった食感だった。ほっき節ベースのスープはうっすら醤油色をした透明なスープでかなりあっさり系でいままでの蝦夷のラーメンの印象とはやや異なる。具はシナチク、チャーシュー、生海苔、ホウレン草、ナルト。蝦夷のラーメンでナルトは珍しい。

味は並の並といったところで、蝦夷ものにしてはスープがぬるくもの足りない。でも、これも物産展用のローカライズだとすると、なおさら遺憾です。

それはさておき、店員がすべてマスクをしている百貨店の物産展や食品売り場というのは異様ですね。